2021年9月25日 コラム

自殺や孤独死のあった事故物件は売却できる？スピード買取による換金方法

自殺や孤独死のあった事故物件は売却できる？スピード買取による換金方法

 

事故物件（訳アリ物件）には4つのタイプがあります。

 

・心理的瑕疵のある事故物件

・物理的瑕疵のある事故物件

・環境的瑕疵のある事故物件

・法律的瑕疵のある事故物件

 

瑕疵のある物件とは、いわゆる物理的な欠陥や不具合を抱えている不動産のことです。

環境的瑕疵のある事故物件とは周囲にゴミ処理施設などの嫌悪施設がある不動産や公害のある不動産など、周辺環境に問題のある事故物件になります。物理的

法的瑕疵のある事故物件は、法的に不動産の建造や利用に制限や制約があるタイプの事故物件です。

 

心理的瑕疵のある事故物件とは「買主が購入を控えるような心理的事情がある不動産」を指します。

自殺や孤独死のあった不動産がこのタイプの事故物件です。

 

自殺や孤独死のあった事故物件は売却できるのでしょうか。

事故物件の売却の可否や、スピード買取など売却方法について解説します。

 

■自殺や孤独死のあった事故物件は売却できるのか？

 

自殺や孤独死のあった事故物件は売却できます。

ただし、自殺や孤独死があったという事情をしれば買い控える人も少なくないため、仲介により一般の第三者に売却することは難しいのが現実です。

事故物件はどうしても心理的な抵抗や、物理的な欠陥、利用の制限などをともなうため、事情をまったく抱えていない、似たような立地の似たような物件よりも価格は下がる傾向にあります。

 

ただし、自殺や孤独死のあった事故物件が一切売却できないというわけではありません。

心理的瑕疵のある事故物件をはじめとして、事故物件全般はスピード買取で換金することが可能です。

 

■自殺や孤独死のあった事故物件をスピード買取で売却する方法

 

スピード買取とは「不動産買取」のことです。

スピード買取（不動産買取）は一般の不動産から自殺や孤独死のあった事故物件まで広く換金できる不動産売却の方法になります。

 

スピード買取では不動産会社に買取を相談し、不動産会社が買主になるかたちで売買を進めます。

仲介では一般の人の中から買主を探しますが、スピード買取は買主を探さず相談先の不動産会社にそのまま事故物件を買い取ってもらうわけです。

 

不動産会社の場合は「事故物件でも気にしない」「住むわけではなく倉庫として使う」などの用途で不動産を欲しがる人・会社の売却ルートを持っています。

自社でリフォームなどをして運用することもあるため、自殺や孤独死のあった事故物件でもスピード買取した後に、特に問題なく販売・運用ができるというわけです。

 

また、世の中のすべての人が事故物件を気にするわけではありません。

自殺や孤独死があっても「価格が安いなら気にしない」「クリーニングしてあるなら問題ない」という人もいます。

そういった買主を見つけることができれば、仲介による売却もできないわけではありません。

 

■最後に

 

自殺や孤独死のあった事故物件はスピード売却で換金できます。

 

スピード売却はすべての不動産会社で行っているわけではありません。

事故物件を対象にしているかどうかも、不動産会社によって変わってきます。

自殺や孤独死のあった事故物件をスピード買取の対象にしている不動産会社に相談することがポイントです。

 

あかり不動産は自殺や孤独死のあった事故物件のスピード買取にも対応しています。

事故物件の売却でお悩みを抱えているオーナー様はお気軽にご相談ください。