2025年5月1日 コラム

訳あり物件でも売却は可能？相談先とスムーズに売るためのポイント

 

 

「売りたい家があるけれど、事情があって売れないのでは…」と不安を感じていませんか？

事故や事件があった、空き家が長く放置されている、権利関係が複雑など、いわゆる“訳あり物件”を抱えている方にとって、売却のハードルは高く感じられるかもしれません。

 

しかし、実際には訳あり物件でもしっかりと売却することは可能です。あかり不動産にも、札幌市内を中心に、こうした物件についてのご相談が数多く寄せられています。

 

今回は、訳あり物件の定義や売却時の注意点、信頼できる相談先の選び方までを詳しくご紹介します。

 

訳あり物件とはどんなものか？

 

訳あり物件とは、一般的に「通常の物件と比べて売りづらい要素を持つ不動産」のことを指します。法律上に明確な定義はありませんが、買主に敬遠されやすい要素を持つため、市場価値が下がったり、売却期間が長引いたりする傾向があります。

 

具体的には以下のようなケースが該当します。

 

・室内で自殺・事故死などがあった（心理的瑕疵）

 

・火災や水害などの被害を受けた

 

・空き家で老朽化・ごみ屋敷状態

 

・再建築不可の土地

 

・接道義務を満たしていない物件

 

・相続したが権利関係が複雑

 

・入居者とのトラブルがある（立ち退き交渉など）

 

こうした物件は、通常の不動産会社では取り扱いを断られる場合もあります。

 

訳あり物件を売却するための選択肢

訳あり物件を売却するには、大きく2つの選択肢があります。ひとつは一般の不動産市場で売る「仲介」、もうひとつは不動産会社に直接売る「買取」です。

 

仲介の場合、買い手が見つかるまでに時間がかかるうえ、訳ありであることを告知しなければならない義務があります。特に心理的瑕疵がある場合は、買い手が現れにくくなる可能性が高く、売却が長期化しやすい傾向があります。

 

一方、買取は不動産会社が直接物件を買い取ってくれるため、スピーディな売却が可能です。売却価格は市場価格より低くなる傾向がありますが、買い手を探す必要がないため、現状のままで手放すことができます。

 

相談先選びで売却の成否が変わる

 

訳あり物件を取り扱うことができる不動産会社は限られています。仲介も買取も可能で、かつ訳あり物件の実績がある会社を選ぶことが重要です。

 

あかり不動産では、札幌市内を中心に、これまでに数多くの訳あり物件を取り扱ってきた経験があります。お客様の状況や物件の状態を丁寧にヒアリングし、最適な売却方法をご提案しています。

 

また、当社はご相談いただいた内容を第三者に漏らすことはありません。ご近所に知られずに売却したいといったご要望にも配慮した対応を行っております。

 

売却までの流れと必要な準備

 

訳あり物件でも、売却の基本的な流れは通常と同じです。最初に物件の調査と査定を行い、売却方針が決まれば契約へと進みます。

 

心理的瑕疵などがある場合は、告知義務が発生するため、過去の経緯や状況を整理しておくとスムーズです。相続物件の場合は、登記状況の確認や必要書類の整理も求められます。

 

時間やコストをかけてリフォームする必要はありません。現状のままでの売却が可能か、まずは専門家に相談することをおすすめします。

 

スムーズに売るためのポイント

 

訳あり物件をスムーズに売却するには、「情報開示の正確さ」と「相談先の選定」が何よりも大切です。過去の状況や現在の物件状態について正直に伝えることが、トラブル回避につながります。

 

また、売却後にクレームを受けないよう、契約書の記載にも注意が必要です。こうした点も、経験豊富な不動産会社であれば適切に対応してくれます。

 

あかり不動産では、契約前の段階から不安や疑問に丁寧に対応し、納得いただける形での売却をお手伝いしています。

 

最後に

 

訳あり物件だからといって、売却をあきらめる必要はありません。実績のある不動産会社に相談することで、最適な方法で売却を進めることができます。

 

あかり不動産では、札幌エリアの訳あり物件に関するご相談を随時受け付けております。どんなお悩みでも、まずはお気軽にご相談ください。経験に基づいたアドバイスで、あなたの不安を解消いたします。