2022年8月21日 コラム

離婚の戸建て売却はいつすべき？タイミングごとのメリット・デメリット

 

離婚するときに問題になるのがマイホームの扱いです。

離婚によって夫婦は別々の人生を歩むため、マイホームで一緒に生活することがなくなります。

よって、離婚をひとつのタイミングとして戸建て売却を決めるケースは少なくありません。

 

離婚時は「このタイミングで戸建て売却をしなければいけない」というルールはなく、離婚する夫婦の都合や離婚スケジュールに合わせて戸建て売却を進めることになります。

離婚時に戸建て売却をする夫婦もいれば、離婚後に戸建て売却を進める夫婦もいます。

そのため、離婚時の戸建て売却タイミングで迷う方は多いと言えます。

 

離婚のときの戸建て売却はどのタイミングで進めるべきなのでしょうか。

■離婚を戸建て売却タイミングにするメリット・デメリット

 

夫婦が離婚するとき同時に戸建て売却を進めることにはメリットとデメリットがあります。

タイミングで悩んだときは離婚後の生活だけでなく、メリットとデメリットも含めて検討する必要があります。

 

・離婚時に戸建て売却するメリット

 

離婚時に戸建てを売却するメリットは財産分与を進めやすくなることと、離婚後にマイホームの問題を持ち越さずに済むことです。

財産分与は不動産のままでもできますが、換金した方が分割しやすくなります。

また、離婚時に戸建て売却することで、離婚後に住宅ローンや家の問題を持ち越すことなく、離婚の時点で解決できるというメリットがあります。

 

・離婚時に戸建て売却するデメリット

 

離婚時に戸建て売却をすると家にはもう住めません。

離婚後にどちらかが住みたいと考えている場合は注意が必要です。

戸建て売却で揉めてしまうと離婚タイミングが遅れてしまうこともデメリットになります。

■離婚後を戸建て売却タイミングにするメリット・デメリット

 

離婚後に戸建てを売却することにもメリットとデメリットがあります。

 

・離婚後に戸建て売却するメリット

 

離婚後を戸建て売却のタイミングにするメリットは、離婚後にも戸建てに住めるという点です。

夫婦のどちらかが離婚後もしばらく家に住むなら、不要になるまで家を手元に残すことにメリットがあります。

離婚後に戸建て売却をすることで、離婚時に家のことで揉める可能性も低くなります。

 

・離婚後に戸建て売却するデメリット

 

離婚後を戸建て売却のタイミングにするデメリットは、家の扱いや住宅ローン問題を離婚後に持ち越しする点です。

離婚後に家の扱いを巡ってトラブルになる可能性がある他、戸建て売却したいタイミングで元配偶者と連絡がとれず手続きが難航する可能性があります。

住宅ローンの滞納などのトラブルに巻き込まれる可能性もあるのです。

■最後に

 

離婚のときに戸建て売却のタイミングをいつにするかは重要です。

タイミングによってはトラブルの可能性などもあるため、メリットとデメリットを比較して慎重に決めた方がいいでしょう。

 

離婚してから時間が経つほど元配偶者と連絡がとりにくくなり、売却が難航するケースは少なくありません。

離婚後の売却だと住宅ローン問題などトラブルの火種が残ってしまいます。

トラブルの火種は早いうちに解決した方がいいでしょう。

ただ、離婚には事情があるわけですから、事情によってはタイミングをずらすことも良いかもしれません。

 

離婚時の戸建て売却タイミングで悩んでいるなら、離婚時の戸建て売却を多数手掛けるあかり不動産にご相談ください。

離婚事情に合わせて売却方法やタイミングを提案させていただきます。